備品貸出管理システム

備品などの貸出・返却を管理し、業務の見える化とトラブル防止を実現するシステムです。

備品貸出管理システム サービス概要

貸出管理システム

貸出管理システムは、マンションや学生寮などの共用備品(掃除用具、備品、雑誌、工具など)の貸出状況を、デジタルで効率的に管理できるサービスです。

利用者はタッチパネル操作で簡単に貸出・返却手続きを行えるため、煩雑な手書き記録や口頭管理が不要になり、利便性が大幅に向上します。また、管理者側は未返却の備品をリアルタイムで把握できるほか、貸出履歴の確認や返却期限の通知なども自動化され、業務負担の軽減と備品の適切な管理を同時に実現できます。

アナログ管理からデジタル管理への転換によって、住環境の快適性と信頼性を高めるスマートな運用を支援します。

ノートでの備品管理。こんなことで困っていませんか?

ノートでの貸出記録
手書きノートでの管理は非効率

備品を借りるたびに、学生が手書きで記録を残す運用では、確認や検索に時間がかかり、誰が何を使っているのかを把握するのにひと苦労です。特に、忙しい時間帯や利用が重なるタイミングでは、記録漏れや記載ミスも起こりやすくなります。また、字が読みづらい、書かれていないなどの不備も発生し、正確な管理が難しくなります。貸出管理システムを導入すれば、こうした手間やミスが大幅に削減され、日々の業務がスムーズになります。

記録が曖昧で確認が困難

「誰に貸したっけ?」、「まだ返ってきていない?」そんな記憶頼みの確認作業に悩んだことはありませんか?紙の記録や曖昧なメモでは、備品の所在や利用状況を正確に把握するのが難しく、トラブルの元になりかねません。貸出管理システムを使えば、誰が・何を・いつ借りたかを一目で確認できるため、管理員の負担が軽減されるとともに、学生とのトラブルも未然に防げます。

誰に貸したかわからず悩む
管理ノートがボロボロ
ノートが劣化、記録が判読不能に

長期間使用した管理ノートは、ページが破れたり、インクがにじんだりして、読み取れない記録が増えていきます。「ここに何て書いてあるの?」と確認に時間がかかったり、過去の履歴をさかのぼれないなど、現場の混乱を招きます。デジタル管理なら、記録が劣化することはなく、検索や抽出も瞬時に行えるため、管理の信頼性が飛躍的に向上します。

誰が壊したか分からずトラブルに

「この掃除機、壊れてるんですけど…」とクレームを受けた時、いつ誰が最後に使用したかが分からず、対応に困ることがあります。記録が曖昧だと、故障や破損の責任の所在が不明になり、管理者と学生の間で不要なトラブルが発生しかねません。システムを使えば履歴がすべて残るため、利用状況から故障傾向の把握まで行え、備品管理が格段に楽になります。

故障の申告
雑誌が返ってこない
借りっぱなしで次の人が使えない

「あの雑誌、まだ返ってきてません…」という声が学生から上がることも。前の利用者が返却を忘れていると、次の利用希望者に影響が出てしまいます。貸出管理システムでは、返却期限を設定できるため、未返却の備品を自動で把握できます。メール通知や管理画面での一覧表示により、返却漏れを未然に防ぎ、備品の循環をスムーズに保つことができます。

その悩み!貸出管理システムなら解決できます!

誰が何を借りているか一目で把握

貸出管理システムを使えば、管理画面でリアルタイムに貸出状況を確認可能。「誰が・いつ・何を借りているか」を瞬時に把握できるため、口頭確認や紙の記録をめくる必要がなくなります。履歴もデジタルで蓄積されるので、過去のデータ分析やトラブル対応にも活用できます。日々の業務をよりスマートに、スピーディーに運用できます。

デジタルでの管理
返却期限を意識
返却期限を意識した運用が定着

返却期限がシステム上で可視化されていることで、学生自身も返却時期を意識するようになります。通知機能や管理側のリマインド確認も可能で、備品の貸しっぱなしを防止。管理側の手間を減らすだけでなく、学生の自主性も育まれ、全体として備品運用の質が向上します。

備品の扱いが丁寧に。壊れずピカピカ

誰がいつ使ったかという履歴が明確になることで、学生も備品を丁寧に使うようになります。「壊したら分かってしまう」という意識が働くため、自然と物を大切にする文化が根づいていきます。結果として、備品の寿命が延び、修理や買い替えのコスト削減にもつながります。

ピカピカの返却

備品貸出管理:借りるときの手順

貸出管理システムでは、ICカードと画面操作だけで備品の貸出手続きをスムーズに行うことができます。 はじめて使う方でも迷わず操作できるよう、シンプルで直感的な設計になっています。以下のステップでご利用ください。

① ICカードをかざして利用者認証

最初に、ご自身のICカードを貸出管理システムのカードリーダーにタッチします。
これにより、利用者情報が自動的に読み取られ、ログイン操作などは不要です。 カードをかざすだけで次の画面へ進めるため、混雑時でも待ち時間が少なく、ストレスなく操作が行えます。

② 表示されたメニューから「かりる」を選択

認証が完了すると、画面には「かえす」と「かりる」の2つのメニューが表示されます。
今回は備品を借りる操作ですので、「かりる」ボタンをタッチして次へ進んでください。 ボタンは大きく表示され、視認性も高いため、操作に不慣れな方でも安心です。

③ 借りたい備品をリストから選びます

続いて、貸出可能な備品の一覧が表示されます。
例えば、プロジェクターや延長コード、ノートパソコンなど、用途に応じた備品がカテゴリ別に並んでいます。 目的の品物をタッチして選択すれば、次の確認ステップへ進みます。

④ 返却予定日を選択

貸出期間の設定も簡単です。「返却日はいつにしますか?」という案内に従って、カレンダーから希望日を選択してください。
利用ルールに応じて選択可能な日付が制限されている場合もあるので、注意事項が表示された際はあわせてご確認ください。

⑤ 登録完了 → スタッフから備品を受け取る

最終確認後、「貸出が完了しました」というメッセージが画面に表示されます。これでシステム上の手続きは完了です。
あとは、備品管理担当のスタッフに声をかけ、選んだ品物を受け取ってください。 貸出履歴は自動的に記録されるため、返却の際もスムーズです。

備品貸出の流れを示す画面イメージ

備品貸出管理:返すときの手順

備品返却手順の画面イメージ

貸出管理システムでは、備品の返却手続きも簡単かつスムーズに行うことができます。
画面の案内に従って操作するだけで、返却登録まで完了します。以下の手順でご返却ください。

① ICカードをタッチして利用者認証

まずは、ご自身のICカードをカードリーダーにかざしてください。
利用者情報が自動的に読み込まれ、現在借りている備品情報が呼び出されます。

② メニューから「かえす」を選択

画面には「かりる」「かえす」の選択肢が表示されます。返却時は「かえす」ボタンをタッチして、返却操作に進みます。

③ 借りている備品から返却するものを選択

現在貸出中の備品が一覧表示されるので、返却する品物をタッチして選択してください。
複数借りている場合は、返却したいものだけを選んで操作できます。

④ 画面の案内に従って返却完了

確認画面で内容を確認し、「返却する」ボタンをタッチすると、返却処理が完了します。
画面に「返却が完了しました」と表示されたら手続きは終了です。

⑤ スタッフへ備品を返却

最後に、選んだ品物を備品管理担当のスタッフにお渡しください。
正常に返却されると、管理画面にも即時反映されます。

また、現在の貸出状況や過去の履歴は、いつでも画面上で確認できます。
サイネージと連携すれば、備品の使用状況を可視化することも可能です。

備品貸出管理:管理者専用画面のご紹介

備品貸出管理システムには、管理者だけがアクセスできる専用の管理画面が用意されています。
管理業務を効率的に行うための各種設定・確認機能がまとまっており、日々の運用を支える重要なツールです。直感的な操作性と分かりやすいレイアウトにより、初めての方でも安心してご利用いただけます。

■ 貸出物の登録・状態管理

管理者は備品ごとに名称や返却期限、利用状況などを細かく設定することができます。
たとえば「ノートパソコン」、「プロジェクター」などの名称登録に加えて、「何日以内に返却させるか」といったルールも個別に設定可能です。
状況は「貸出可」、「貸出中」、「故障中」など複数の状態に対応しており、たとえば破損や修理中の備品には「故障中」として設定すれば、ユーザー側では選択できなくなります。
一覧で全体状況を把握できるため、備品のコンディション管理も容易になります。

■ 現在の貸出状況のリアルタイム確認

管理者画面からは、今どの備品が誰に貸し出されているかをひと目で把握することができます。
表形式での一覧表示により、返却期限が近い備品や長期貸出中のものなどもすぐに把握可能です。
利用傾向の把握や棚卸し時の確認作業にも活用でき、備品の循環効率を高めるのに役立ちます。

■ 履歴の確認と検索機能

過去の貸出履歴もすべて管理画面から閲覧することができます。
利用日・返却日・貸出物・利用者など、あらゆる項目でフィルター検索でき、たとえば「特定の部屋番号で検索」、「返却が遅れた履歴のみ抽出」といった絞り込みにも対応。
トラブル時の確認や報告書作成にも活用できるため、管理レベルの向上に直結します。

管理者専用画面のイメージ

導入実績

当社では、マンションのエントランスや管理室、学生寮の共用部などを中心に、数多くのサイネージ導入実績があります。
実際に導入したサイネージは、現地の用途や環境に応じた最適な構成で設置しています。

サイネージは11インチのコンパクトタイプから大型モニターまで柔軟に対応可能。基本的にはタッチパネル式を推奨していますが、非接触を重視する環境では通常のモニター式も選択できます。設置方法は、壁掛けタイプとスタンドタイプのいずれにも対応しており、設置スペースに合わせてご提案いたします。

新築物件への導入はもちろん、既設マンションへの後付け設置や、既存サイネージからのリプレイス提案も可能です。すでに他社製品が導入されている場合でも、既存設備の活用や再配置のご相談も承っております。

また、設置場所にインターネット回線が未整備の場合でも、回線敷設を含めた総合的な提案が可能です。現地調査を通じて、機器構成・設置場所・通信環境を確認のうえ、最適なプランをご提案いたします。

お知らせ掲示板の表示例

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導入に関する詳細のご説明や、オンラインでのデモ対応も可能です。

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